顔汗って本当に困りモノ!
不快だしメイクは崩れるし、
「いいことなんて全くないじゃない!」
と思ってしまいますが、
汗自体は体温調節などちゃんと体に役立つ機能なんですよね。
でも顔汗って夏の暑いときだけじゃなくて、
ちょっと緊張したりするときに、
顔に汗をかいたりすることもありますよね。
しかも吹き出るみたいに。
こんな困ったちゃんな顔汗って、
止める方法があるなら知りたいと思いますよね。
今回はなるべく早く顔汗をなんとかする方法や、
対策グッズをいくつかご紹介します(^^)
顔汗を簡単に止める方法
自宅にいるときなら顔汗も拭けば済みますが、
外出時はそういうわけにもいきません。
特に顔汗をかきやすい人の場合、
暑さだけじゃないことが多いんです。
仕事で初対面の人と話さなきゃいけなかったり、
打ち合わせやプレゼンなど人前に出たり、
ちょっと歩いたくらいの運動量で、
大量の顔汗が吹き出てくることが!
そんなときにさっと手早く汗を止めたいですよね。
冷やす
暑さで汗が出る場合は、
やっぱり『冷やす』ことが汗を止めるのに効果的です。
冷やすのにもポイントがあって、
首の後ろや太い血管が通っているところを、
冷蔵庫で冷やしたタオルやハンカチで冷やしましょう。
太い血管を冷やすことで、
冷やされた血管が体を流れて体温を下げてくれます。
保冷剤や冷えたペットボトルでもOKですよ!
制汗剤
制汗剤で汗を抑えるのは、
すぐに効果が出るのでいざというときに助かります。
顔汗を抑えるために使う場合は、
わきやボディに使う制汗剤はNGです。
顔には顔用の制汗剤がありますので、
必ず顔用を使うようにしてください。
制汗剤には『収れん剤』が入っているので、
顔汗を出している汗腺を塞ぐことができるので、
汗をかきにくくしてくれるんですね。
ただこれは肌への負担がどうしてもあるので、
いざという時の最終アイテムくらいのつもりでいた方がいいかも。
半側発汗
体ってやっぱり不思議で、
一部を圧迫するとその周辺は汗の量が減って、
逆の方は汗が増えるという性質があるんです。
例えば女子が浴衣を着ると、
胸のあたりを圧迫するので上半身が圧迫されて、
顔に汗をかきにくくなります。
その代わり足の方は汗が増えて下半身汗だく状態に。
というわけで、
今日はどうしても顔汗をかきたくないというときは、
胸のちょっと上あたりかトップに近いところを、
紐で縛ったり晒しをきつめに巻くなどすると、
顔汗を抑える効果があります。
半側発汗用の帯も売られていますよ。
ただ終わったら速攻で緩めないと、
苦しくて気分が悪くなることもあるので、
圧迫するタイミングを気をつけましょう。
深呼吸
緊張しているときって、
ワキ汗や背汗が出ますよね。
顔汗も同じことが起きます。
なので緊張する場面では、
自分を落ち着かせるためにゆっくり深呼吸をしましょう。
汗をかきはじめると、
「早く止めなきゃ」
「恥ずかしい、こんなに汗かいて」
と、逆にどんどん焦ってしまい、
さらに顔汗が流れてきちゃうことになることも。
なので、まず汗をかいてなくても深呼吸でリラックス。
顔汗をかいても、
心の中で『大丈夫、落ち着け』と言い聞かせて、
ゆっくりと深呼吸をしましょう。
気持ちが落ち着くだけで、
緊張による顔汗はけっこう引いてくれますよ。
顔汗を止める対策にはグッズも便利♪
暑さによる顔汗は、
グッズを使ってお手軽に顔汗を抑えましょう。
熱さまシート
発熱の時におでこなどを冷やすものですが、
顔汗対策にも使えるんです。
首の後ろに貼ると血管を冷やしてくれるので、
体温を下げるのに便利です。
自分で持っていなくてもいいのが、
冷やしたハンカチや保冷剤と違って、
仕事中や移動中でも活躍できますね。
携帯用扇風機
今はいろいろなタイプが出ていますが、
持ち歩きができる小型扇風機は意外と風が来ますよ。
スポンジに水を染み込ませんて、
ファンで冷風を送るものや、
スマホに直接繋げて風を送るものなどもあります。
サイズもどんどん小さくなっていて、
首から下げられるくらいで約100gとか、
スマホにつけるタイプだと20g前後くらいだったり。
価格も1000円くらいからで、
安全性もけっこう考えられていたりしますので、
「これいいかも」
と思えるものが見つかるかもしれません。
扇子 ミニうちわ
もうこれは説明はいらないかもしれませんが、
持っていて損はありません。
扇子は畳めば邪魔にならずしまえますし、
思っている以上に扇ぐと風が来ます。
しかもそれほど必死に扇がなくても、
そこそこ風を感じるので、
電車の中などでも使いやすいです。
注意点はよく見かけますが、
香り付きのもは避けること!
自分はいい香りと思っていても、
誰もがその香りが好きだというわけではないんです。
白檀などは意外と離れていても香るので、
人が多いところで使うのは要注意ですね。
うちわもいいんですが、
けっこう邪魔にもなるので、
持つならミニうちわがオススメですよ。
顔汗があまりにも気になるなら多汗症かも?
何もしてなくてもすぐ顔汗が出る。
顔汗の量がしたたるくらい多い。
顔汗の乾きが悪い。
など、
あまりにも顔汗がきになる場合は、
『顔面多汗症』かもしれません。
一度病院に行って相談してみるのもいいかもしれません。
皮膚科が専門にあたるので、
まずは電話などで、
「多汗症の相談をしたい」
と聞いてみましょう。
そこの皮膚科では対応できなくても、
対応してくれるところを教えてくれるかも。
まとめ
顔汗は正面から人に見られてしまうこともあって、
本当に困ってしまうという人も多いですよね。
でも顔汗を抑える方法はありますので、
いろいろ試して自分にあった顔汗対策を見つけましょう。
グッズを普段から持ち歩くのも、
暑さによる顔汗には効果がありますので、
試してみてくださいね。