お彼岸の頃になると咲く、
真っ赤な花で印象に残る『彼岸花』。
縁起が悪いとも言われますが、
咲いている姿はとても綺麗で人気がある花でもあります。
そんな彼岸花が500万本も群生して咲いているのが、
埼玉県にある『巾着田』というところになるんです。
彼岸花が咲く頃には曼珠沙華まつりも開催される、
大勢の人が訪れる彼岸花の名所なんですよ。
今回はこの巾着田へのアクセス方法や、
車で行く場合の駐車場や混雑具合を紹介しちゃいますね。
巾着田に彼岸花を見に行くならアクセスは車?電車?
巾着田に行くなら車が便利だとは思います。
でも、彼岸花(曼珠沙華)を見にいくのであれば、
おすすめは公共の交通機関ですね。
理由は単純です。
9月の中旬から10月上旬の彼岸花の見頃の時期は、
周辺道路が渋滞するからです。
電車で行く場合
- 西武池袋線 高麗(こま)駅下車徒歩約15分
- JR川越線・八高線 高麗川(こまがわ)駅下車徒歩約40分
※JR川越線を利用する場合は、
JR高麗川駅で八高線に乗り換える(一部八王子行き直通電車あり)
さらに東飯能(ひがしはんのう)駅で、
西武池袋線に乗り換え高麗駅で下車するのがおすすめです。
バスを使う場合
- JR高麗川駅から国際興業バス 高麗駅経由飯能駅行に乗り「巾着田」下車徒歩約3分
- 西武池袋線飯能駅から国際興業バス 高麗川駅行・埼玉医大国際医療センター行に乗り「巾着田」下車徒歩約3分
個人的にはバスで景色を見ながら行くのも、
けっこう日帰り旅行感が出て、
楽しかったりしますよ。
車で行く場合
- 関越自動車道「鶴ヶ島」I.Cから14Km
- 圏央道「圏央鶴ヶ島」I.Cから11Km
- 圏央道「狭山日高」I.Cから8Km
巾着田の彼岸花を見に車で行って駐車場は大丈夫?
巾着田には常設駐車場があって、
可能駐車台数が200台ありますが、
シーズン中は臨時駐車場として350台分開放してくれています。
駐車料金は1日/普通車500円・二輪車100円
でも、ハッキリ言って駐車場は全く足りません。
そこは巾着田の方でもわかっていますので、
曼珠沙華まつり期間中のピーク時の土日祝日は、
さらに臨時駐車場を解放してくれます。
まだ発表にはなっていませんが、
2016年はありました。
日高市役所や高麗小学校が臨時駐車場になっていましたね。
ちゃんと誘導してくれる人もいたので、
問題なく使用できます。
日高市役所はそこから、
巾着田までのシャトルバスが出ていました。
ただ1時間に2本の路線バスで、
道路は渋滞で座れないと辛いです。
小学校は歩いても公園まで3分くらいなので、
近いのは助かります。
ただどちらもそんなに大規模なわけではないので、
小さな子供がいるなど、
車でないと大変だという事情がないのなら、
電車の方が確実です。
巾着田の彼岸花シーズンは混雑します
彼岸花の咲くシーズンは、
例年13〜15万人とも言われる人出でにぎわいます。
ですので、いくら広い巾着田とはいえ、
短い期間ですのでかなりの混雑になります。
特に土日はどうしても人が集中しますので、
できることなら平日に行きたいところですが、
そううまくもいかないとは思いますので、
こむのは仕方がないと諦めましょう。
それでも巾着田曼珠沙華公園は本当に広く、
人が邪魔で彼岸花が見えなということはありません。
気をつけるのは、
花に夢中になっていると、
周りへの注意がおろそかになってしまうので、
そこは気配りを忘れないようにしましょう。
周辺道路もかなり渋滞します。
- 県道川越日高線
- 国道299号線
- 国道407号線
などは、5〜10km以上の渋滞もありえます。
現地に着けばトイレも露店もありますが、
もう少しで着くくらいだと、
正直あまり店もないので、
そこは車で行くなら覚悟して行きましょう。
まとめ
巾着田はもともと観光地ではないので、
混雑対策のインフラなどが整っているわけではありません。
駐車場も正直便利にはできていないのが現状ですので、
電車で行けるのならばそちらをおすすめします。
でも彼岸花が林の中に群生して、
真っ赤な絨毯が敷き詰められた光景は、
一見の価値ありです。
電車で行くにしろ車で行くにしろ、
しっかりリサーチをしてからがいいですよ。