クリスマスが近づくと、家にクリスマスツリーを飾るという人も多いですよね。
最近ではツリーだけでなく玄関にリースを飾る家庭も増えました。
そもそも、クリスマスになぜツリーやリースを飾るのか知っていますか?
クリスマスの意味を知っていてもツリーやリースの意味は意外と知らないものです。
今回は、子供に聞かれたときでもわかりやすく説明できる、クリスマスツリーやリースの意味についてご紹介します。
クリスマスツリーやリースの意味って知っていましたか?
クリスマスツリーやリースはクリスマスの象徴ですよね。
しかし、意外とその深い意味は知らないという人が多いものです。
そもそもクリスマスツリーやリースにはどのような意味があるのでしょうか?
クリスマスツリーの意味
クリスマスツリーと言えば、まず使用されているのは「もみの木」ですよね。
このもみの木はとても長生きで、「永遠の命」の象徴でもあります。
他にもクリスマスツリーの飾りには一つ一つ意味があります。
- トップスター…賢者をキリスト生誕の地に導いたベツレヘムの星を示している
- ベル…キリスト誕生を知らせ、喜びを表すベル
- 天使…キリスト誕生をマリアに伝えた天使
- ボール…アダムとイブが食べた知恵の実であるりんご
- キャンドル…世界を照らす光
- キャンディーステッキ…羊飼いの杖を示し、羊飼いが羊を見守るようにキリストが私たちを見守ってくれる。
このような意味合いがあるのです。
次にリースの意味となります。
リースには、玄関に飾るという事で「魔除け」の意味があります。
これは、
- リースに使われている素材に殺菌作用や抗菌作用があるものが多く使われていること
- 柊の葉のとげが悪いものを払う意味がある
という事からそう考えられています。
そして、リースといえば特徴的なのはその輪っかですよね。
このずっとつながって途切れることのない輪っかには「永遠」という意味が含まれています。
他にも、リースに使われている柊の赤い実にはキリストが私たちのために流した、赤い血を表しているとも言われています。
さらに、まつぼっくりやドングリなどの木のみを飾るのは、豊作祈願の意味が込められているとも言われています。
このように、クリスマスツリーやリースには、様々な意味が込められているんですね。
子どもに分かりやすく説明するならこんな感じでいかが?
クリスマスツリーやリースにはそれぞれ深い意味が込められていることが分かりましたが、それを直接小さな子供に伝えてもイマイチわかりにくいものですよね。
ではそんな子供にもわかりやすいようにするにはどう説明したらいいのでしょうか?
そんな時にはまず、クリスマスツリーやリースを子供と一緒に飾ってみてはいかがでしょうか?
その時に一つ一ついっしょに飾りをつけながら、その飾りの意味を話すことで、ただ話すよりもより分かりやすく子供の耳に残ると思いますよ。
まとめ
クリスマスが近づき、家にクリスマスツリーやリースを飾ると、見るだけで心がワクワクしてきますよね。
そんなクリスマスの象徴でもあるクリスマスツリーとリースには、クリスマスに関わるものだけでなく、魔除けや家族の幸せなど様々な願いが込められているのです。
今年のクリスマスはぜひ飾りを見ながら、その意味をお子さんと話してみてはいかがですか?