子供が3歳になると、保育園や幼稚園への入園を考える時期となりますよね。
しかし、そもそも幼稚園と保育園はどのような違いがあるのかよくわからないというママも。
そこで、ここでは幼稚園と保育園の違いについてご紹介します。
幼稚園と保育園のここが違う!
まず、幼稚園と保育園が決定的に違うところは、その目的です。
幼稚園は幼児を保育して適当な環境を与え、その心身の発達を助長する場、つまり、小学校に上がる前の集団生活などを学ぶ場ということになります。
それに対して保育園は、保護者が子供を保育することが出来ない場合、(仕事や病気などで)保護者の委託を受けて保育をする場所となります。
つまり、保護者の代わりに子供を育てる場所ということになるのです。
その為、幼稚園は文部科学省の管轄、保育園は厚生労働省の管轄となります。
他にも、幼稚園は3歳児から預かれるのに対し、保育園は0歳児から預かれたり、保育時間も幼稚園は基本的には4時間程度に対し、保育園は朝早くから遅くまで預かってくれるとことが多いものです。
このように幼稚園と保育園では似ているようで大きな違いがあることがわかります。
幼稚園と保育園のメリット・デメリットを知っておこう
では、次に幼稚園・保育園のメリット・デメリットを見ていきましょう。
幼稚園のメリット
まず幼稚園のメリットは、園によって様々なカリキュラムが組まれているという事です。
園によっては、ネイティブな英語の先生による英語の授業が受けられたり、他にもさまざまな特色があります。
幼稚園のデメリット
逆にメリットもあります。
まずは、預かる年齢・時間が限られているという事。
保育時間はあくまで学ぶ場なので、延長保育をしてくれるところもありますが、基本的には10時~14時の4時間というとことがほとんどです。
そして、入園できるのは3歳の誕生日を迎えた春からになります。
他にも、園によって入園金や保育料が高かったり、制服や通園バッグなど、お揃いのものをそろえる必要が出てくることもあります。
保育園のメリット
次に保育園のメリット・デメリットをご紹介します。
保育園のメリットはなんといっても0歳から預かってくれること。
さらに、保育時間も働くママに対応し朝早くから夜まで預かってくれることが多いです。
保育料も、所得に応じて決まることが多いので、収入が低ければ保育料も安くなり、さらに兄弟がいれば2人目からは半額などの対応もあります。
給食が義務化されているので、毎日お弁当を作る手間もありませんね。
保育園のデメリット
ただ、保育園にもデメリットがあります。
それは、やはり気になる待機児童問題。
保育園というのは元々親の代わりに保育をする場所。
その為、親の就労状況などによっては受け入れてもらえないこともあります。
さらに、受け入れてもらっても、親の就労状況が変われば、退園せざるを得なくなることもあるのです。
このように、幼稚園・保育園には様々なメリット・デメリットがあるのです。
まとめ
子供が3歳になると、幼稚園・保育園への入園を検討する時期となりますよね。
その時、親の状況によって子供をどちらに預ければいいのか、よく考える必要があります。
- 預かる年齢
幼稚園:3歳〜
保育園:0歳〜 - 預かり時間
幼稚園:4時間くらい
保育園:朝早くから夜まで - 保育料
幼稚園:園によっては高額
保育園:所得に応じて
など違いははっきりしています。
もちろん、幼稚園・保育園の違いの他にも、幼稚園・保育園ごとに様々な特色がありますので、子供に合った場所を選んであげるようにしましょうね。