普段からちょこちょことマメに掃除はしていても、
使うたびに汚れていくのがガスコンロです。
「今度きっちりキレイにするから
今日はとりあえず・・・ね」
やったことがある人ならわかると思いますが、
ガスコンロの掃除は本当に面倒くさいんです!
油の飛びハネや焦げ付きなんて、
見ただけで気が重くなってきてしまいますよね。
でもキレイなキッチンは憧れなんです。
美味しいご飯を美しいキッチンで!
しょうがないので気合いを入れていきましょうか。
いいえ、そんなに気合いを入れなくても
簡単にガスコンロを掃除できるコツを、
ここではご紹介いたします!
ガスコンロの掃除を簡単に済ませたいなら重曹!これでしょ♪
ガスコンロには五徳、本体、バーナーなど
いろんなパーツがあります。
そのどのパーツにも使えるのが重曹なんです!
「重曹でキレイになるの?」
「やったことあるけどそんなにキレイになった?」
実は重曹も正しい使い方ができていなかったら
効果は半減(どころじゃないかも?)してしまいます!
上手に重曹を使って
ピカピカのガスコンロを手に入れましょう♪
まずは事前の準備が大事
簡単掃除は準備と手順!
まずはこれを用意しましょう。
- 重曹
料理で使う重曹もあるけど工業用でOK
100均のもので十分です - ゴム手袋
頑固な油汚れだし、
手荒れを防ぐためにも使うべき - 大きい鍋・タライなど
五徳をつけ込むため - 金属たわし・歯ブラシ・汚れたスポンジ
しつこい汚れは金属たわしが便利
使い古しの歯ブラシも細かいところに良し
スポンジはホントに汚れるので
この期に取り替えるものを使って捨てましょう - ぼろきれ
重曹を拭き取るため - キッチンペーパー
水を防いだり拭き取りにと大活躍 - お湯
重曹を溶かしてつけ込むため
あとはシンクは片付けてあけておくこと。
五徳の掃除はシンクでやると
周りに飛んだ後始末が簡単にすみますよ♪
重曹はお湯に溶かせ!
実は重曹は水に溶けにくい性質があります!
うまく溶けてくれないと、
重曹の効果は期待が薄まってしまうんです。
なのでここは面倒くさくてもお湯でいきます。
重曹とお湯の割合は、
汚れのレベルに合わせて使い分けるのがコツです!
作り方はこんな感じ。
- 軽い油汚れ
ぬるま湯−100mL:重曹−小さじ1(くらい)
スプレーボトルに入れておいて
吹きかけて使うと便利 - 焦げ付き
お湯(50〜60℃)−1L:重曹−大さじ1(くらい)
つけ置き用
タライや大きな鍋を使用
五徳が大きくて入らない時は
大きめのゴミ袋を2重にして
シンクに置いて使うと便利 - まだダメな場合の最終手段
水−100mL:重曹−小さじ1(くらい)
鍋に合わせて水と重曹を入れて
沸騰させたら五徳を入れて
10分ほど煮込む
(注:アルミ鍋は変色するから×)
3は本当に最終手段ですので、
とりあえず1と2を駆使していきましょう!
あと、つけ置き用はしっかりと
五徳がかぶるくらいの分量を作ることと、
温度は火傷しないくらいにすることがポイントです!
温度が高いほど重曹は効果が増しますが、
火傷したら元も子もないので気をつけてくださいね!
ガスコンロの掃除の時には外せるものはつけ込むからね!
準備ができたらどんどんいきましょう。
外せるものはガンガン外せ!
ガスコンロ本体から外せるものは、
みんな外して鍋やタライにつけ込んでいきます!
だけど外せるものって何があるんでしょうか?
ガスコンロもいろいろなものがありますよね。
五徳、バーナー、受け皿など、
各家庭で外せるものは違うと思います。
なので後で困らないように簡単に外せるものだけでOKです。
無理してドライバーとか使っても
「元に戻らない〜!」
なんていうことのないように注意してください☆
いける気がして解体して元に戻せなくなる…
ことが決してないとは言えません!
(経験者は語ります・・・)
つけ置きは基本1時間以上
事前に作っておいた2の重曹水(お湯ですが)に
外した五徳などをつけ込むのですが・・・
ここでちょっとひと手間入れるのがコツです!
特に焦げ付きがひどい箇所には
重曹を粉のまま振りかけてから浸けてみてください!
焦げが浮きやすくなりますよ。
浸けたら後はもうそのまま放っておくだけです。
浸けておく時間は汚れにもよりますが、
基本は1時間以上そのまま浸けておいてください。
待つ間に他の部分をキレイにしていきます♪
ガスコンロのパーツをつけ置きしてる間に本体を掃除!
1時間以上はつけておくのでその時間を有効に使って、
この間にガスコンロの本体をサッサと片付けます。
まずは確認です。
ゴム手袋は装着済みですか?
ガスコンロ本体はいよいよゴシゴシとこするので、
ケガと手荒れ防止のためにも、
しっかりゴム手袋をすることが大事になります。
「普段使わないから持ってない」
やっぱりあった方がいいので、
100均で大丈夫ですから手に入れましょう。
もし料理の時の食材カスとかがあったら、
それは取り除いておくのを忘れないように!
aのスプレーが役に立つ
ちょっとした油汚れでしたら、
事前に作っておいた1の重曹水でOKです。
スプレーボトルに入れておけば、
そのままシュッと吹きかけるだけで
重曹水が汚れを浮かしてくれるんですよ。
ただこの時注意点があるので気をつけてください!
コンロ内に水が入らないようにすること!!
「でも、スプレー吹きかけたら入らない?」
大丈夫です!
そこで登場するのが『キッチンペーパー』なんですね。
バーナーや奥の排気カバー部分に、
キッチンペーパーをかけてからまわりにスプレーをすれば、
直接かからないので内部に水が入るのを、
結構防いでくれます。
スプレーし終わったら外してOKです。
そのキッチンペーパーは
あとで拭き取りに使うから捨てないでね。
スプレーしてしばらくすると汚れが浮いてきますので、
スポンジで磨いていくのですが、
この時の注意点も内部に水が入らないようにすること。
この時にもキッチンペーパーはお役立ちです!
スポンジで磨きながら
もう片方の手でキッチンペーパーで水気を拭き取っていきます!
これが意外となんかやってる感が出て、
やる気のモチベーションが上がるんですよ(苦笑)
スポンジで磨いてさらにキッチンペーパーで拭き取る、
このW攻撃が天板や前面の部分を、
ピカピカにしてくれるんです♪
拭き残しがあっても大丈夫です!
拭き残した部分が白くなっていますから、
白いところがなくなるまで拭けば完璧です!
この技はコンロまわりの壁にも活用できますので、
ついでにシュッ、ササっとキレイにしちゃいましょう♪
バーナーの火口は丁寧に!
コンロに火をつけた時、
火がまばらだったりすることがありませんか?
実は吹きこぼれやカスで、
火口も目詰まりすることがあるんです!
ひどくなると不完全燃焼の原因にもなるかもしれません。
ここもせっかくなのでキレイにしておきましょう!
やり方はここも重曹を使います!!
キッチンペーパーに重曹水を吹きかけてかぶせたら、
その上からさらにシュッと吹きかけて10〜15分放置します。
時間が来たら用意してあった古い歯ブラシで、
ゴシゴシっとこすりましょう。
この時の注意点はあまり強くこすらず丁寧に!
ここには点火のためのプラグとか安全装置などがあるから、
壊したら大変なんです。
下手したら買い替え!
なんてハメになるかもしれません!!
じゃあ触らなければいいかといえば・・・
そうもいかないんですよね。
なので十分注意して優しく丁寧にキレイにね♪
火が出る小さな穴は
竹串やツマヨウジで軽く突っつくくらい。
基本、無理・ムチャはしないことですよ!
ガスコンロの中でも気が重くなる五徳を簡単に済ませましょう
ガスコンロ本体をキレイにし終わったら、
そろそろつけ置きしてあった五徳達にいきましょう!
「あんなコゲコゲがホントに簡単に落ちるの?」
心配はご無用です!
あっという間に(は言い過ぎですね)
キレイにしてみせましょう☆
もちろんここでもゴム手袋の装着は忘れないように!
汚れが浮いた五徳はタワシとスポンジで!
ホントに試してほしいんですが、
重曹水(お湯だけど)につけておくと、
大抵の汚れは簡単に落ちます!
準備しておいたスポンジとタワシでこすれば、
ほとんどの汚れはキレイになるのでお試しください!
細かな部分は古い歯ブラシでゴシゴシとこすります。
どうしても落ちなかったら最終手段発動ですが、
つけ置き時間の延長か二度つけで大体はいけます!
コゲや汚れが落ちたら水気は×!
「よし、この辺でかんべんしてやる!」
コゲや汚れをこすり落としたら終わりです。
ガスコンロに戻しましょう。
「ちょっと待った〜っ!」
キレイになったらそこでもう一仕事です。
まずはキレイに水かぬるま湯で洗い流したら、
しっかり水気を拭いてください!
用意していたぼろきれがここで登場します!
完全に水気がなくなるように、
ガッツリと拭き取ってください。
水分がバーナーの火口などに入ってしまうと、
火の付きが悪くなったりしますので、
ここはしっかり拭き取りましょう!
乾いたらガスコンロに元どおりにセットして
気の重かったお掃除終了です♪
まとめ
気が重いガスコンロの掃除を、
簡単にキレイにできるコツをまとめました。
重曹を上手に使ってピッカピカの台所で
気持ちよくお料理を作っていきましょう♪