浴衣のインナーは透け防止に必要です!和装用下着で汗対策もOK♪

浴衣

「浴衣のときって下に何も着ないんでしょ」
「昔は着物の下に下着をつけてなかったって聞いたけど」

なんて話を聞いたことありませんか?

実はこれって間違いなんです!

 

昔の人だってしっかりと和装用の肌着(インナー)をつけていました。

現在のようなものではなかったですけれど、
肌じゅばんや腰巻き(湯もじ)などをちゃんと身につけて、
その上に着物を着ていたんです。

 

現代の下着の王道のブラやショーツは、
着物や浴衣には向いていないということから、
和服や浴衣のときはインナーはつけないみたいな流れになっていったようですね。

確かにブラジャーをつけて浴衣や着物を着ると、
胸元がだらしなくくずれてきてしまうのも事実ですけど、
インナーなしは「なし」です!

 

今回は浴衣を着るときのインナーの必要性と、
どんなインナーが浴衣に合うのかをご紹介します!

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浴衣のインナーなしは間違い 透け防止に絶対必要です!

浴衣を着ている人を街で見かけたときに、

「けっこう透けてるけど気づいてるの?」

と思うことがあります。

 

そうなんです!

浴衣は思っている以上に透けるんですよね。

浴衣のインナーは透け防止

和装は体にぴったり沿った形で着るため、
洋服よりもインナーが透けたりラインがはっきりしたりします。

特に夏に着る浴衣は生地も薄くなっているので、
お正月や振袖などと比べて、
光の加減で透けて見えてしまうなんていうこともあります。

 

前から見たときは大丈夫だから完璧!と思っても、
後ろ姿はくっきりインナーが見えてしまっている、
という方も実際見かけられますので、
浴衣を着たときは後ろ姿もしっかりとチェックすることを、
忘れないようにしましょう。

 

白地や薄い色の浴衣など、
ちょっと汗ばんだらショーツの柄がわかるなんて事態も!

 

実は脚も透けやすいので注意が必要ですね。

足のシルエットがはっきりわかってしまうことを防ぐためにも、
洋服と違って足元のことまで意識をしてインナーを着ることが大切です。

浴衣の透け感を楽しもう

「浴衣の生地をもう少し厚くして透けなくしたら?」

もっともなご意見です。

ですが浴衣は基本夏に着ますので、
生地が厚くなったら正直暑くてイヤになりそうですよね。

 

浴衣や夏の着物の生地が薄いのは、
暑さ対策というきちんとした理由があってのことです。

さらに昔からその『透ける』ということを逆手にとって、
『透け感を楽しむ』インナーを選んで『粋(いき)』としてきました。

 

洋服でもシースルーファッションがあります。

そう考えるとすごいオシャレ発想が昔からされていたわけです!

だったら今もそこは見習って、
透けることを意識してオシャレに浴衣を着たいですよね♪

 

「でも透け感を楽しむってどうするの?」

暑い夏は見た目から清涼感を演出するというのが基本です。

上から下まで着こんでインナーと着物を重ね着していても、
見ている人が涼しげで爽やかに見えるコーディネートを心がけるのが大切です。

 

濃い色の浴衣に白のインナーが透けるのを効果的に見せたり、
帯も淡い色や寒色系で揃えて涼やかに着こなすのもおすすめですね。

もちろん白地や薄い色の浴衣に中も白でもいいですし、
白地の浴衣に色のついたインナーで透けるのを楽しむのもオシャレです。

 

意識したいのはあくまでも浴衣が主役だということ!

浴衣が無地や流水や縞・格子模様などだとインナーに色ものもいいですが、
浴衣の柄を綺麗に見せるのなら、
おすすめは『白』ですね。

爽やかに透けて浴衣の地や柄が映える上、
暑い夏に涼やかに感じられますよ。

浴衣のインナーに専用の和装用下着はやっぱり便利☆

浴衣の下にインナーを着ることはわかりましたが、
ではどんなものを着ればいいのでしょうか?

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和装用下着は専用なだけはある

着物には専用の和装用下着というインナーがあるのをご存知ですか?

和装用下着は『襦袢(じゅばん)』とも言われていますが、
ここでは和装用下着やインナーでいかせていただきますね。

 

和装専用下着のメリットは、
やっぱり専用ということで着物や浴衣にフィットしやすいです。

晒しやコットンやガーゼなどの素材がメインで、

汗も吸ってくれるから夏でも気持ちよく着れますし、
肌触りのいいものが多いですね。

 

和装用下着はきもののために考えられているので、
浴衣にももちろん合いますが、
浴衣用の和装下着も最近は売られています。

 

浴衣用下着は最近の浴衣ブームもあってかどんどん進化していて、
メッシュタイプ速乾性のあるものなども売られていて、
以前より見た目だけでなくて、
着ている本人も涼しく感じられるようになっています。

ワンピースとツーピース

浴衣でよく使用されているのが、
浴衣用の和装下着で『ワンピースタイプ』のものになります。

薄手のコットン素材でできていて、
袖はひじあたりまでで裾は膝かちょっと下くらいで基本は白です。

ウエストが紐がついていて調整できるようになっているので、
サイズ別もありますがフリーサイズはかなり幅広くどなたでも着られます。

ウエストもスッキリしているので、
初心者にも違和感なく着られると思われます。

 

素材も歩くときの足さばきを顧慮して、
上が晒しやコットンで下がキュプラなど化繊を使用しているので、
快適な上に歩きやすいというありがたい作りになっていますね。

 

ちょっとデメリットというほどではないですが、
丈が短いのですねがくっきり透けてしまうことがあります。

着物用のワンピースタイプだと裾近くまであるので、
脚が透けて見えてしまうことが気になる方は、
こちらを使用することも全然ありです。

 

正直価格もそれほど変わりません。

着物を着る機会がありそうなら、
着物用なら使いまわせますね。

 

浴衣用和装下着で上下がわかれている『ツーピースタイプ』は、
上はひじあたりまでで簡単に着ることができます。

下は腰巻きなので巻きスカートみたいに腰に巻きつけて、
ウエストの紐で調整できます。

裾丈はワンピースタイプより長めにできていて、
だいたいふくらはぎあたりまでのものが多いですね。

 

下はステテコタイプもありますよ。

 

素材はやはりコットンが主流ですが、
麻や化繊もあります。

こちらも普通に着物のインナーとして着ることができます。

 

最近は袖や裾がチラッと見えた時にも可愛らしさを意識して、
レース付きのものがありますので、
探してみてはいかがでしょうか。

さりげないものからけっこうレースたっぷりまで色々あります♪

 

どちらも1500円〜3000円くらいで購入できますので、
1セット持っておくのもいいかもしれませんね。

浴衣のインナーって実は汗対策でもあるんです

浴衣

涼しげに見える浴衣ですが、
着てみると実際はかなり暑いのが実情だったりします。

お腹周りは帯を巻いていますし、
胸元や背中や脇などはけっこう汗だくになったりします。

かいた汗を浴衣が吸収してしまったら、
もう洗濯が大変だし汗染みなってしまうこともあるんです!

 

そんなことになるのを防ぐため、
そして嫌な汗汗を吸収して浴衣を気持ちよく着るためにも、
浴衣にインナーを着ることは本当に大事になるんですね。

汗で浴衣が肌に張り付くのは想像より不快ですよ。

 

和装用下着を着ることで、
汗をインナーがしっかり吸ってくれますし、
汗による浴衣の肌への張り付きも防いでくれる上に、
コットンなど肌触りのいい素材でできていますので、
着心地がいいんですよ。

袖が付いていますので脇汗も吸ってくれるのは嬉しいですよ♪

 

腰回りや脚も実は汗ばみますので、
そこもカバーしてくれるんですから、
インナーを着ないという選択肢はありませんよね。

まとめ

いかがですか?

浴衣の下にインナーを着ることで、
透けて下着が見えることが防止されて、
インナーが助けることがおしゃれになって、
簡単に着ることができて素材も肌触りのいいもの。

汗も吸収してくれるし浴衣の汗染みも防いでくれて、
着心地も良くなるわけですね。

 

今年は浴衣を着て花火大会や夕涼みに出かけてみようと思ったら、
インナーをしっかり着るのを忘れないようにして、
透けも汗も気にせず楽しみましょう♪

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