春になって陽射しも気持ちのいい季節になると、
テレビなどで毎年紹介されるのが『潮干狩り』ですね。。
春からゴールデンウィークくらいまで、
場所によっては7月までやっている潮干狩り場もあり、
子供も楽しめるレジャーとして家族づれにも大人気です!
でも実際に潮干狩りに行ったことがある人って、
どれくらいいるんでしょう。
行ったことはあっても子供の頃で、
もう詳しいことはよく覚えていない方も多いのでは?
子供に「潮干狩りに行きた〜い」とねだられて、
楽しそうだしご飯のおかずにもなりそうなので、
「次の休日は潮干狩りに決定!」
だけど潮干狩りに行ってから、
「あー、あれ持って来れば良かった〜」
なんて失敗をしないために(失敗を経験済みなので・・・)、
潮干狩りに持って行くべき持ち物や困らない服装などをお教えします♪
万全の準備を整えて潮干狩りを目いっぱい楽しみましょう!
初めての潮干狩りの持ち物リスト 子供が一緒ならこれもね♪
まだ小さなお子さんがいる家族づれでの潮干狩りで、
必ず持って行ったほうがいいものをリストにしてみました。
持って行く理由も一緒にあるので参考にしてください。
家族で行く潮干狩り 持ち物リスト①
【あさり編】
- クーラーボックス or 発泡スチロールの保冷庫
貝を持ち帰るために必要です。
クーラーボックスの中に海水とあさりを入れて帰ります。
クーラーボックスがなければクーラーバッグでも問題無いです。 - くま手
砂を掘って貝を採るのに使います。
レンタルしてくれる潮干狩り場もありますが、
混雑で時間がかかることもありますので持参したほうがベターです。
100均で売られている園芸用ものでも十分ですが、
強度が弱いものも中にはあるので
砂が固いと入っていかないこともあります。 - シャベル・スコップ
100均で売られている園芸用ものでも十分です。
砂を掘るのにあると便利です。 - バケツ
採った貝を入れておきます。
100均のものでOKです。
細長いよりは広めで浅いバケツが意外と楽です。
小さめでもいいですが少し大きめのバケツだと、
移動するときにくま手やシャベルなども入れられます。
海水を少し入れておくと砂抜きの足しになりますよ。
ただし海水を入れすぎると重くなるので注意!
子供用にはおもちゃの小さいバケツの方がいいですね。
大きいバケツだと持って歩きづらいので。 - ザル
100均の目の粗いものでOKです。
掘った砂をザルに入れて海水で洗うと貝だけが残るので楽です。
大人は金属のものでもいいですが子供はプラスティック製がおすすめ。 - ネット(網)
100均の洗濯用ネットが便利です。
貝を入れるのに使います。
採った貝をバケツに直に入れずにネットに入れると、
バケツが倒れた時などに貝が散らばりません。
帰りにクーラーボックスに入れる時にネットに貝を入れておくと、
帰ってからネットを出せば海水をすぐ捨てられます。 - 水を入れたペットボトル or ポリタンク(車なら)
泥や砂で汚れた手足などを洗い流すのに使います。
水場がないところもありますし、あっても混雑しているので、
用意してあると非常に助かります。
カラになったペットボトルやポリタンクは、
帰りには『海水』を入れておきます。
この海水を使って家に帰ってから砂出しをすると、
貝も馴染んだ海水なのでよく砂を吐いてくれます。 - 中の水を凍らせたペットボトル・保冷剤
海水は温度が高い(外気温25度くらい〜)と腐敗してしまうので、
凍らせたペットボトルをクーラーボックスに入れておくと安心です。
この時の注意点が貝にペットボトルが直接触れないようにすること!
新聞紙を間に挟むと大丈夫ですよ。
家族で行く潮干狩り 持ち物リスト②
【人間編】
- タオル&バスタオル
タオルは数枚、バスタオルも家族合わせて2〜3枚など、
ちょっと多いかな?と思うくらいあっても大丈夫です。
日焼けよけに首に巻いたり(Tシャツに入れるとずれません)、
汚れを落とすのに使う汚れていい用、
最後帰る前にキレイに洗った後使う用、
汗も拭きたいしと何枚あっても助かります。 - 水着
子供は水着での潮干狩りがおすすめです!
潮干狩りは干潟で採るのではなく海水に浸かって採るので、
子供は平気で泳ごうとしたりします!
親は子供にとっては半分海水浴くらいの気分で行って、
濡れてもいいように水着でやりましょう。
どうしても泥で汚れて下着の中まで泥だらけになるので、
その点でも水着はおすすめですよ。
家から下に着ていけば現地で楽ですね。
水着の上にTシャツなどをはおらせれば寒さ対策にもなります。
子供だけでなく大人も下に水着を着てもOKです。
水着を選ぶ時の女子の注意点は、
ワンピースよりセパレートタイプ!
トイレが楽なので(^o^;) - 着替え
水着の場合はもちろんですが、
水着じゃなくてもほぼ絶対に濡れるし汚れますので、
着替えは絶対に持って行ってください。
子供だけでなく大人も洋服だけでなく下着も一式必須です。
中腰やしゃがんでいる時に砂や海水に足を取られて、
尻餅をつくことは潮干狩りアルアルですよ!
子供は多めなくらいでOKです。 - 軍手やゴム手袋
くま手を使わずに砂を掘る時に手指を傷めないためや、
割れた貝などで切るなどの怪我防止になります。 - ビニール袋 大・小
あればいろいろ便利です。
使用したタオルや使った道具、
着替えた衣類を入れたりなどどんな用途にも使えるので、
大小数枚持っていくことをおすすめします。 - 日焼け止め
日焼け対策に必須です。
夏でなくても思っている以上に海辺は日焼けします。
塗って行っても海水などで洗い流されてしまいますので、
塗り直しの為に持って行ってください。 - サングラス
海辺の陽射しはきついのであると助かります。 - 保冷剤
熱中症対策です。
この時期の陽射しは侮れません。
曇っていても熱中症の危険が潜んでいます。
タオルに巻いて首の後ろに当てるなどして、
しっかり対策してください。 - 絆創膏などの救急セット
足や手などを切ったりした時に使います。
正直小さな切り傷はよくできるし、
子供は何があるかわかりませんので必須ですね。
絶対ではないですが虫刺されの薬もあると安心ですよ☆ - 財布 or お金
当たり前ですが持っておきましょう。
飲み物や食べるものを買ったり、
あさりを持って帰るのにお金が必要になる場合や、
重量制限を超えると追加料金を払うなどもありますので、
忘れないようにしましょう。
お金を直に持つ場合は濡れてもいいようにビニールで包みましょう。 - ウェットティッシュ
除菌・抗菌・アルコールタイプだとさらにいいです。
食事の時などにサッと拭けて便利です。
水場が遠かったりなかったりという場合もありますので。
子供は汚れた手を気にせず口に持っていったりしますから、
気をつけて拭いてあげてくださいね。 - ウエストポーチ・リュック
貴重品を入れておきます。
車で行った時に車中に貴重品を置きっぱなしは危険!
車上荒らしなどがこういう時期は出没しかねません。
手さげバックはジャマになるので避けましょう。
飲み物も入れられて便利です。 - お弁当
現地で買ってもいいのですが、
せっかくなのでお母さんのお手製お弁当で楽しいお昼もいいですね。
場所によっては近くにお弁当を買えるところがなかったり、
売り切れだったりします。
途中で買っていくのももちろんアリです! - 飲み物
水分補給は大切です!
ペットボトルを持っていくと帰りに海水を入れられますね。
もちろん現地にも売っているでしょうが、
自動販売機などは意外と早めに売り切れていることがありますので、
持っていくか途中で数本買っていくかすることをおすすめします。
なんだかたくさんあると思われるかもしれませんが、
現地調達が難しいものもけっこうありますので、
しっかり準備して行かれた方が安心して遊べますよ。
潮干狩りの持ち物を揃えたら次は服装☆靴も重要です!
初めて、または子どもの頃すぎて覚えていないくらい昔に行った潮干狩り。
おすすめの服装は基本は『動きやすいもの』です。
基本は動きやすい格好
立ったり座ったりが激しいので、
動きやすくてしゃがみやすい服装が一番です。
Tシャツに短パンか膝上までまくり上げられるものがいいですね。
Tシャツはその日の気候で長袖か半袖を決めてください。
長袖にする時は肘上までまくり上げられるものにしましょう。
せっかくまくった袖が落ちてこないようにゴムなどで留めておくと、
ずれてくる袖にイライラしないで済みますよ!
さらに汚れてもいい服装を選びましょう。
子供は水着がおすすめなので上に着るTシャツを用意してください。
このTシャツも濡れるの覚悟でお願いします。
もちろんあっては欲しくないことですけど、
子供が迷子になっても探しやすいように、
目立つような色彩のものだといいかもしれません。
蛍光色や海辺で目立ちそうなオレンジなどがおすすめの色です。
オレンジはレスキューなどの方々が着ていますよね。
これは目立つからなんです!
寒さ対策と暑さ対策
潮干狩りシーズンの早めであればまだ寒さ対策も必要です。
陽射しがあっても風が強かったりすると体感はかなり寒く感じます。
海の水にずっと使っていると体が冷えてしまいますので、
上に羽織る長袖のシャツなどがあると体温調節ができるので便利です。
フリース素材の小さめの掛物などもいいですね。
逆にシーズンの半ばになってくると、
日によっては夏のような暑さだったりすることも!
そんな時は日よけの『帽子』は必須アイテムです。
できれば顎紐のついている麦わら帽子なんかいいですね。
海辺なので風が強いことがよくありますので、
顎紐なしだとあっという目に飛んで行ってしまいますので気をつけてください。
子供は帽子をすぐ脱いだりしますが、
顎紐があると後ろに脱げば首で引っかかってなくさないで済みます。
足元はサンダル派と長靴派!
足の裏を貝殻のかけらで切ったり危険物を踏んだりすることがないように、
裸足で海に入ることは絶対避けてください。
だったらどんな靴をはけばいいのか。
これは正直2択で好きな方を選ぶ方がいいでしょう。
サンダル派
よくあるビーチサンダルは脱げやすいのでおすすめできません。
砂に足を取られやすいしめり込むし、
潮の満ち引きで脱げてしまうこともあります。
クロックスタイプかしっかりとめられるマジックテープタイプのサンダルや、
かかとのあるぴったりした素材のサンダルだと、
脱げる心配も少ないので安心して海水には入れますね♪
長靴派
長靴は足首などもガードしてくれるところがサンダルと違っていて、
さらには足からの冷えを防いでくれます。
小さな子供なら長靴の方が確実に脱げなくていいかもしれません。
中には濡れた砂の感触がダメだという子もいますので、
そういう子にはサンダルより長靴がいいですね。
長靴をはく時は靴擦れしないように、
必ずくつ下をはくようにしましょう!
長靴で気をつけなければいけないのは、
中に砂や水が入らないようにすることなのですが、
そういうわけにはなかなかいかないです。
必ず替えの靴とくつ下を忘れずに持っていきましょう。
その他派
子供には最近見かけるアクアシューズ(マリンシューズ・ウォーターシューズとも言います)が、
川や海辺で遊ぶ用なのでいいですね。
一番歩きやすく怪我も予防しやすいです。
とはいえ潮干狩り以外であまり使わないのであれば、
わざわざ買うのもどうなんでしょう。
よく川や海に行かれるのであれば、
この機会に買っちゃうというのもアリですよ!
他には汚れても構わないスニーカーや運動靴も、
動きやすいし脱げにくいので安全ですね。
潮干狩りの必要な持ち物以外であると便利なもの!オススメはこれ
ないならないで困らないけれどあったら便利なもの。
お母さんには『長手袋』か『マニキュア』がおすすめです。
潮干狩りをするとどうしても爪がつや消しになってしまいますので、
マニキュアをしておくとそれが防げます。
他にも手袋をしておくことで爪を守ることができますし、
日焼けよけにもなるのでやって損はありません。
『小型の折りたたみイス』があれば便利です。
疲れた時に休憩できるのがありがたいですね。
イスはお風呂のプラスチック製の腰掛けでも代用できますよ。
イスはあくまでも休憩用で、
座りながら砂を掘るのは逆に体勢的にきついのでおすすめできません。
『網付きのくま手』もくま手とネットが合体しているので便利!
ダイバーズウォッチなどの『防水機能付き腕時計』はあると、
干潮や満潮の時間を正確に知ることができます。
事前に時間を調べておくのも大切ですね。
スマホなどで検索しておきましょう。
子供は集中力が大人のようには続かないので、
潮干狩りに飽きてきた時にあると便利なのが、
- 砂遊びセット(100均でOK)
- お菓子
- おもちゃ
- ボール
- 虫かご
などなど。
虫かごは磯場や岩場などでカニやヤドカリが取れるので、
入れて帰れば男の子は喜びますよ!
雪の上を滑らせるプラスチックの『ソリ』も、
荷物置きにできたり座ることもできます。
『大人&子供用カッパ』は風が強かったり寒い時に防寒対策になります。
子供をおんぶしてその上からカッパを着るだけで、
親子でいっしょに寒さ対策できます!
子供は何があるかわからないので、
『保険証』は忘れずに持っていた方がいいですね。
まとめ
楽しい潮干狩りをいい家族の思い出にするためにも、
しっかり準備していきましょう。
ほとんど家にあるもので用意できますので、
今年は気軽に潮干狩りに行かれて見るのもいいと思いますよ☆
当日途中で急な天候の変化などがあったら、
そのまま帰るのも寂しいので周辺の観光地など調べておくと、
すぐに対処ができますので、
「こんなこともあって大変だったけど楽しかった!」
なんて思い出になると思います。
おまけ情報ですが子供がまだ小さい場合紙おむつをはかせるのも一つの手です。
潮干狩り場のトイレが混むので、
子供が間に合わないことがどうしても出てきてしまうので、
最終手段ですが親としては助かるし安心ですね。