去年までは花粉症の症状なんか全然だったのに、
今年はいきなり花粉症デビュー?
これってよく聞きますよね。
でも自分の子供がいきなり花粉症デビューしたら、
どうしますか?
最近では花粉症が発症する年齢が、
どんどん下がっていってるんです。
子供が花粉症の方もまだかかってない方も、
知っておくと助かる子供の花粉症について、
薬や予防についてお教えしちゃいましょう!
子供が花粉症になったら他の薬と併用は相談必須!
花粉の季節はまだ寒い2月にはスタート!
これってまだまだインフルエンザの流行と
重なっちゃってるんですよ〜。
普通の風邪だって流行ってるし、
花粉症を発症する子どもは、
どうしてもアレルギー体質ってこともあって、
アトピーとか他のアレルギーを発症していることも!
そんな時に気をつけなきゃいけないのが、
市販の薬はもちろんですが、
病院で処方してもらう『薬』なんです!
インフルエンンザや風邪は小児科。
花粉症は耳鼻科。
アトピーは皮膚科。
みたいに診療科がバラバラなこともあるんですよ!
怖いのは薬が重複しちゃうことや、
飲み合わせに問題があるかもしれないこと!
お医者さんが知らないで処方しちゃう、
なんててこともないとはいえませんよ!
病院に行った時には、
他の病院から薬を出してもらって飲んでいたら、
絶対に先生に言ってくださいね。
言い忘れても処方箋薬局で『お薬手帳』を出すと、
大体の薬局で確認してくれます。
でも、もしかしてお薬手帳を忘れちゃうことも・・・。
私はよく忘れるので(汗)
やっぱり他に飲んでる薬があったら、
必ずお医者さんに言うことをおすすめします!
これはママやパパもいっしょですよ〜!
子供の花粉症の低年齢化は親も関係が!
幼稚園や保育園で花粉の季節になると、
お散歩に行くのをためらうことがあるって、
なんかチョット耳にしました。
どうやら花粉症の子どもを外に出して、
症状が悪化したら困るからだとか!
そんなに花粉症にかかってる子どもがいるの?
花粉症発症の低年齢化
実は花粉症の子どもは年々増えてるんです!
2012年と2015年の調査結果を比べると
もうそれはハッキリと数字に出てるので驚き!
ちょっとこちらの表で確認してください。
発症年齢 | 2012 | 2015 |
---|---|---|
0〜5歳 | 36.6% | 45.5% |
0〜10歳 | 69.3% | 82.3% |
花粉症の子 | 25.7% | 33.4% |
参照サイト:ロート製薬 http://www.rohto.co.jp/
これは子どもが花粉症だと実感してる親に、
何歳くらいに発症したかと、
子どもが花粉症かを調査した結果。
子どもの3人に1人が花粉症で、
80%以上が10歳までに花粉症にかかったって、
思ってるわけ。
なんかすごいですよね。
こういう数字を見ちゃうと、
いつ子どもが花粉症にかかってもおかしくないかも。
う〜ん、ママにも
「うちの子も花粉デビューか!」
という時のために心構えがやっぱり必要ですね。
花粉症は遺伝する
アレルギー体質は遺伝するなんてことを、
聞いたことがありません?
実際のところアレルギーって優性遺伝だから、
親から子どもへと遺伝する確率はアリなんです!
でも必ず遺伝するというわけでもないので、
過剰に心配するのもストレスになるから、
いざという時にあわてないようにしておけば、
それでいいと思うんですよね。
花粉症の子どもの親が花粉症の割合は、
- 父親のみ花粉症 23.4%
- 母親のみ花粉症 32.8%
- 両親が花粉症 43.2%
- 両親が花粉症ではない 11.6%
参照サイト:ロート製薬 http://www.rohto.co.jp/
と言うふうに、
調査結果を見ると両親が花粉症でも、
50%にもならないんですよ。
とはいえですよ、
我が子のこととなったら心配ですよね。
だからと言って、
「心配だから調べたほうがいいかしら?」
なんて花粉症にかかってもいないのに
急いでアレルギー検査を受けるのはSTOP!
どうしてかはちゃんとこの後で説明しますからね。
子どもは自分が花粉症にかかったことに、
あまり気がつかなっかたりするから、
ママは心のどこかで
「かかるかも」
って思っておいて、
鼻づまりや目をこするなどのサインを見逃さないようにね♪
子供の花粉症だって予防が大事
花粉症でもそうでなくても、
花粉シーズンはしっかり花粉から身を守るべき!
誰でもできる花粉症の予防は、
いろいろありますよ♪
うがい・手洗いはすべての原点
うがいは口に入っちゃった花粉を出すし、
手洗いは手に付いた花粉を洗い流すから、
予防の基本ともいえますね。
一番の予防は体の中に花粉を蓄えないこと!
なのでうがい・手洗いはしっかり効果アリですよ♪
毎日気をつけること
- 他にも家に入る時は、
しっかり花粉を叩いて落としてから入ること! - 部屋の空気の入れ替えは昼間を避けること!
(10時〜14時は花粉がめちゃ飛散中) - その際窓は全開にしないこと!
- フローリングにはウェットタイプのワイパーを!
- 畳とカーペットはしっかり掃除機で!
家族が花粉症じゃなくても予防という観点から、
これらのことはやっておいても損はないです。
花粉症にかからないようにすることは大事。
かからないこと=幸せですよ(涙)
子どもが花粉症にはかかりにくいは過去のこと!
以前は『子どもは花粉症にかかりにくい』
なんて言われてたのに、
今では子どもの3割近くが花粉症だなんて、
ちょっとショックなデータが。
理由は単純。
花粉の飛散量が年々増えてるから!
増えればその分花粉を体内に取り込むから、
発症が早まっちゃうということなんですね。
まだ花粉症にかかっていないなら
とにかく花粉をできるだけ遠ざけること!
それしか今のところはないんですね。
子供の花粉症検査は負担が大きい
パパやママが花粉症だと、
うちの子も花粉症になるのでは?
そんな心配をしちゃうママも多いはず。
花粉症検査は血液検査
事前に花粉アレルギーがあるってわかってたら、
対策もしやすいんじゃない?
「病院で花粉症の検査してもらいましょ!」
と思うママもいるかもしれません。
ちょっと待って!
アレルギー検査っていうことはですよ、
血液検査なんですよ!
血液検査っていうことは『注射』なんです!!
子どもが注射が嫌いななのは、
ママならイヤっていうほど知っていると思います。
しかも血液検査の注射は経験上長い!
そして痛い!
きっぱり子どもにはかなりの苦痛なんですよ。
私は軽〜く、
『確認しとこう』
くらいの気持ちで病院に行ったら、
お医者さんに、
「症状ないんだったらやらなくていいよ」
と言われました。
症状があって検査だと保険がきくけど、
そうじゃないなら自費だということもあって、
その時はお医者さんの言う通りに帰りましたよ。
採血中に子どもが暴れて針が折れるとか、
けしてないとは言えないとのこと!
「調べておこうかな」
くらいの気持ちで子どもがなんともないのなら、
普段から花粉の間はマスクをさせるとか、
花粉を家に持ち込まないとかの家族の協力で、
子どもから花粉を遠ざけるという方法でも、
いいんじゃないかなって思うんですよね。
症状が出てからや、
もう少し大きくなって、
血液検査に我慢ができるようになったら考えるくらいの気持ちでいましょう。
まとめ
子供の花粉症が増えているのはショックだけど、
どうしたらいいかがわかっていれば、
少しは落ち着いて対応できますよね。
ママが花粉症ならその辛さを知っているだけに、
子どもが辛そうな姿はみたくありません。
- 病院に行ったら必ず薬の確認をお医者さんにすること。
- 子どもも花粉症にかかりやすくなっていること。
- 焦って検査に行かないこと。
- 予防は大切。
これらを過剰に意識することはないけど、
普段から子どもをよく注意して見ていてあげましょう。