花粉症の注射は効く?効果と副作用や価格も大事!子どもにもOK!?

花粉症

待ち遠しいはずの暖かな春。

だけどこの気の重さは、
全てあいつのせいだとわかってるんです!

『花粉症』

 

たかが花粉症なんて言わないでください!

くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ
などなどメインの症状だけでもこんなにあるんです。

「今年は飛散量が少ないらしいから」

関係アリマセン!
飛んだらおしまいです・・・。

憂鬱な気分でいたら友人からこんな話が!

「花粉の治療法に注射があるって聞いたけど」

 

そう言われれば
私もそんな話を聞いたことがあるかも。

効果があるなら試したいですよね。

 

でも注射ってちょっと勇気がいりません?

なので効果や副作用、いつやるの?
子どももできるのか、お値段は?

など、参考になる花粉症の注射治療をご紹介します。

参考になる・・・はず(苦笑)

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花粉症の注射は本当に効くのかメリット・デメリットを知ろう!

花粉症の注射での治療といっても、
実は注射にもいくつも種類があるんです。

それぞれのメリット・デメリットを
しっかり知っておくのが最初のポイントですよ!

ステロイド注射

ステロイド注射は完治させる治療じゃなくて、
あくまでも炎症を抑えるための注射
です。

メリット

1シーズンに1回注射するだけで、
翌日には劇的に症状がスッキリとします。

あらゆるアレルギー反応に効果があるのは高ポイント。

鼻水・鼻づまり・目のかゆみといった、
花粉症の症状を改善して緩和してくれる、
特効薬といえますよね。

花粉シーズンの間薬を飲まなくていいのは嬉しい限り♪

デメリット

効果が劇的なのに日本耳鼻咽喉科学会などからは、
おススメできないとされてるんです。

症状の改善にはもってこいなんだけど、
その分反動も大きくなるので、
副作用も1シーズン続いてくれます。

 

副作用としてどんなものがあるのかというと、

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生理不順
  • 肝機能障害
  • 副腎機能不全
  • 胃潰瘍
  • 精神疾患
  • 緑内障
  • 免疫力の低下とそれによる感染症の誘発
  • 血糖値の上昇
  • 骨がもろくなる
  • 皮膚障害、
  • 全身のだるさ
  • 肥満

などなど。

う〜ん…どれかひとつでも、
この副作用が1シーズン続くかと思うと、
効果が期待できるとしても、
個人的にはちょっと考えちゃいますね。

アレルギー物質注射

減感作療法という花粉症の予防注射です。

花粉症の原因のアレルギー物質である、
『アレルゲン』っていうやつをですね、
これを少しずつ量を増やしながら注射して、
アレルギー反応を弱めて症状が出ないようにするという治療法

メリット

この治療はアレルギーを完治させるための、
医療保険が適用される方法といわれています。

お医者さんにより正しく治療が行われれば、
副作用はほとんど出ないというのはいいですよね。

『完治』を完全にしなくても、
症状がある程度治ればそれだけで嬉しいかも。

 

治療が終われば効果は長期に持続するとのこと。

毎年の憂鬱がなくなるのは大歓迎です!

デメリット

踊りたいくらい嬉しい治療だけど、
やっぱり完治という頂にたどり着くには、
それなりの苦労がつきものなんですよ。

 

まずこの注射には即効性はありません!

ステロイド注射みたいに、
速攻楽になるというわけにはいかないんですね。

そしてネックになるのが、
治療に長期間かかるということ。

2〜3年はみておかないといけないっていうから、
それはちょっと長いですよ。

完治に至る成功率は80%くらい。

「これって多いの?」

多いとは思いますが、
残り20%に入りたくないですよね。

しかも途中で止めたらもうアウトで、
効果はチャラになってしまうというのがつらいです!

 

花粉症の人はまずいつでもいいので、
お医者さんに『アレルギー物質注射』の相談に行ってみましょう。

ヒスタミン注射

ヒスタグロビン注射ともいいます。

これも花粉症の予防接種のひとつで、
非特異的減感作療法って呼ばれてます。

方法はアレルギー注射と同じ。

特定のアレルギーに限定しないで、
アレルギー疾患を体質から改善を目的とした治療です!

メリット

アレルギー全体の症状を抑える注射だから、
花粉症だけじゃなくて他にも効くのは嬉しい♪

花粉症を発症する人って、
他にもアレルギー持ってることが多いんですよ!

副作用もアレルギー注射同様、
お医者さんによって正しい治療が行われれば、
ほとんどないという点は安心できますね。

デメリット

副作用はほとんどないといいながら、
まれに眠気やめまい、頭痛などがある場合も。

 

こちらもステロイド注射のように、
1回というわけにはいかないんです。

だいたい3〜12回(1〜2ヶ月)くらい、
注射しないといけないんですよ。

病院によって注射の回数は違うみたいですけど、
数回は通う必要あり!

 

ぜんそく発作・妊娠中は使用×!

生理前・生理中もダメな病院もあるから、
行く前に確認を忘れないようにしてくださいね!

効果が出るのに時間がかかるけど、
打ち終われば1シーズン乗り切れます!

他にもある花粉症の注射

花粉症の注射といったらメインは

  • ステロイド注射
  • アレルギー注射
  • ヒスタミン注射

なんですけど他にもまだあります。

ノイロトロピン注射

花粉症の症状に効いて、
副作用は1番少なくて飲み薬と併用もOK。

即効性が高いから打ったその日に効果アリ

なんですけど、
効果のある無しの差が激しくて、
2回目には効かないなんてことも!

しかも効果は数日しか持たないから
効果が切れたらまた注射・・・

その都度行くのは面倒くさいって思っちゃう。

大切な用事があったり、
旅行や受験なんていう時にはいいですよね。

注射によって注射の時期は違うんです!

花粉症の治療に注射を選択するとしましょう。

「注射はいつ打ってもらえばいいの?」

気になりますよね。

実は注射の種類によって違うから、
そこのところは気をつけないと!

ステロイド注射

症状が出始めてから注射しても全然大丈夫!

翌日には効果が出て1シーズン持つから、
いつ行ってもいいですね。

まあ早めに行けば辛い症状が出ないで済みます。

アレルギー物質注射

効果が出るまでに時間がかかるのが、
このアレルギー物質注射。

かなりの回数の注射が必要だから、
それを考えると直前はもちろん、
2〜3ヶ月なんてスパンも×!

花粉症の時期に治療を始めるのもダメなので、
かなり前からのスタートが求められるんですよ。

最低でも前の年の夏くらい?

とにかくこの治療をする気なら
まずお医者さんに相談に行くことからです!

目の前の花粉は諦めるしかないんですね。

ヒスタミン注射

一般的な花粉症の対策は、
1月中には始めろって言いますよね。

ヒスタミン注射もだいたい一緒です!

スギ花粉なら1月から2月上旬くらいには、
病院に行ってスタートした方がいいですね。

行くのが遅くなると時間がかかる治療なので、
スッキリする頃には花粉が下火に!

なんてことになっちゃうかもしれませんよ。

 

治療したい注射に合わせて
病院に行くことがポイント
ですよ♪

花粉症の注射の1回の料金は思ってるより安い!

花粉症の注射

注射での治療って聞くと
なんだか料金が高そうって思いません?

「高いならやめておこうかな」

と躊躇っちゃいますよね。

でも、それがそうでもないんですよ!

 

もちろん注射の種類や回数によって違うけど、
1回の注射の料金は保険が適用されるから、
思ったほどじゃあなかったりするんですよね。

  • ステロイド注射:1回 1000円前後
  • アレルギー物質注射:1回 500円前後
  • ヒスタミン注射:1回 500円前後
  • ノイロトロピン注射:1回 500円前後

ステロイド注射は1シーズン1回だから、
1000円前後で済みますね。

アレルギー注射は数年かかるって考えると、
トータルは10000円以上になるのかな。

ヒスタミン注射は回数に幅があるから、
500円×打った回数ですよね。

ノイロトロピン注射は使い方次第。

 

これってどうなんでしょうか。

「高いと感じるか安いと感じるかはあなた次第です!」

ってところなのかなぁ。

花粉症の注射は子供なら話し合いが大事

以前は子どもはかかりにくいと言われてたけど、
最近は子どもも『花粉症』になってます。

症状がひどいとホントにかわいそうで、
治せるものなら治してやりたいですよね。

子どもは注射がキライです!

「子どもにも注射での治療ができるなら少しでも楽になるかしら?」

ママなら子どもを少しでも、
花粉症の症状から楽にしてあげたいって思いますよね。

 

注射を選択する上で、
なんといっても1番の難関は、

子どもは注射がキライだっていうこと!

 

1シーズンに何回も注射したり、
数年通う治療は小さい子どもにできるかしら?

だったらステロイド注射なら
1シーズン1回だからなんとか我慢できる?

 

でも待ってください!

ステロイド注射は副作用が怖いし、
お医者さんの学会もすすめてないですよね。

子どもには正直おススメできないです。

じゃあ、どうしたらいいんでしょう。

子どもと話し合おう!

子どもにも注射がそれほど苦手じゃない子もいるんです。

そんな子どもには、
ママがしっかりと説明してあげることで、

「頑張ってみる」

なんていう子どももいたりするんですよ。

ただ、途中で諦めたらチャラになるってことも、
キチンと教えてあげておくこと!

「注射は絶対イヤ!」

という子どもに無理して注射をしちゃうと、
そのことがトラウマになって、
大きくなってからも注射を嫌がるかもなので、
もう少し大きくなって我慢できるようになってから、
注射での治療を考えてもいいですよね。

まとめ

スギ花粉

きちんとまとめてみると、
注射で簡単に花粉症が楽になる、
というわけではないですね。

注射での治療といっても、
実は注射にも種類があるから、
それぞれのメリット・デメリットをしっかり知っておきましょう。

スタートの時期は治療したい注射に合わせて、
病院に行くことがポイント!

1回の注射の料金は保険が適用されるので、
思ったほどじゃあなかったりします。

子供は大きくなって、
我慢できるようになってから、
注射での治療を考えてもいいですよね。

いい悪いじゃなくて、
注射はあくまでも花粉症の治療のひとつです!

お財布やスケジュールとも相談しながら、
自分にあった治療法を選ぶのが、
結局いいのかなと思います!

しっかり考えてお医者さんとも相談して、
花粉に立ち向かっていきましょう!

何も気にしないで外に行けるって、
花粉症のあこがれですよ♪

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