エアコンを長年使っていると、室外機の臭いが気になることってありませんか?
さらに、エアコン本体が臭うのも、外に置いてある室外機が原因じゃないかとついつい思ってしまうもの。
今回は、エアコンの室外機の臭いについてご紹介します。
エアコンの室外機は外に置くこと前提に作られています
室外機が臭うと、本体の臭いは室外機から来ているのではないかと考えている人はいませんか?
しかし、それって大きな間違えなんですよ。
そもそも室外機というのはその名の通り、外に置くことを想定して作られていますよね。
その為、雨風でたとえ汚れてしまっても、臭ったりすることはほとんどありません。
ただ、室外機でも長い年数外においておけば、どうしても汚れが詰まったりして効率が落ちてしまう事もあります。
しかし、エアコンの本体と室外機をつなぐホースでは空気の交換は行われていません。
つまり、エアコンの室外機が原因で本体が臭うということはないのです。
エアコンの室外機で臭うんじゃなくて問題は本体
もしもエアコンが臭ってしまうと感じているのであれば、その原因のほとんどは、エアコンの本体にあると考えられます。
例えば、エアコン内部のフィルターやエアコン本体などに、部屋の嫌なにおいが染みついてしまっていることが考えられます。
この場合は、しっかりとエアコンの本体自体を掃除した方がいいでしょう。
ただ、他にもエアコンが臭うと感じる理由があります。
それは、エアコンを取り付けたときに本体と室外機をつなぐパイプの穴です。
本来であれば、壁にあけれらパイプを通す穴は、しっかりとふさがれていなければいけません。
しかし、穴の劣化やきちんとふさがれていなかったことが原因で、外の空気が室内に入ってきてしまっているとき。
偶然にもエアコンの室外機が置いてある場所が何かしらの臭いが強い場所だと、外の臭いが穴を通して室内に入ってきてしまっていることも考えられます。
まとめ
エアコン本体の臭いが臭くなると、室外機が原因なのでは思ってしまいがち。
しかし、実際には室外機とエアコン本体をつなぐパイプでは空気の行き来はないので、室外機が原因でエアコンが臭くなるということは考えられません。
エアコン本体の臭いは、エアコン本体自体に強い臭いが染みついてしまっている可能性が考えられます。
その為、まずはエアコンをしっかりと掃除してみましょう。
それでも臭いが改善されない場合は、本体と室外機をつなぐパイプの穴がきちんとふさがっているか確認してみるといいですよ。
エアコンは年数がたつとどうしても何かしら気になるところが出てきてしまうもの。
定期的に掃除などをしていつまでも気持ちよく使いたいですね。