江戸の終わり頃から続いている、
江戸情緒あふれる夏の風物詩と言える入谷朝顔市。
正式名称は『入谷朝顔まつり』と言います。
毎年開催時期にはテレビなどで紹介されていますが、
行ってみたことありますか?
もう本当にすごい人混みです!
歩いているとあちこちでテレビなど、
メディアの取材にぶち当たりますよ。
この入谷朝顔まつりが今年も開催決定しました!
なんと今年で68年目です☆
東京の人だけでなく、
この日のためにかなり遠くから見える方もいるので、
今年は参戦してみるのもおすすめですよ♪
入谷の朝顔市はいつどこに行けばいいの?
朝顔市と言われる入谷朝顔まつりは、
毎年7月6・7・8日の固定された3日間開催されます。
うまく休日にかかる年もあれば、
3日間全て平日という年もあるので、
日付にこだわらないで休日にすればいいのにと思いませんか?
ところがそういうわけにはいかない歴史が!
毎年7月6・7・8日のわけ
朝顔は昼顔科の1年草です。
原産地はアジアの暖かい気候の山麓地ではということですが、
いまから1100年以上昔の奈良時代に、
中国大陸から伝来したと言われています。
当時朝顔の種子は貴重な漢方薬で、
観賞用となったのは江戸時代に入ってからなんです。
どうして七夕に合わせたかのように、
朝顔市が開催されるのかといえば、
朝顔の種子が中国名で『牽牛子』(ケンゴシ・ケニゴシ)と呼ばれ、
和名が『阿佐加保』だったことから、
朝に咲く花で『朝顔』になったんです。
朝顔は由来から別名を『牽牛花』というため、
七夕の牽牛とかけて七夕の前後3日間の開催になったわけですね。
なので朝顔は七夕と縁があるっていうこと!
そう考えるとちょっとロマンティックじゃないですか♪
時間と場所はこちら!
開催日はわかりましたが、
時間や場所はどうなんでしょう。
実は朝顔市は東京のお祭りとしては珍しく早朝からやっています。
なんと早朝から深夜の、
朝5時〜夜11時まで!
朝顔が朝キレイに咲くことから、
早朝からの開催になったんですが、
夜遅くまでやっているのは日本のお祭りらしいですね。
会社に行く前も帰りも行かれるのは嬉しい限り!
開催場所は『入谷鬼子母神』を中心に言問通りにかけて、
60件の朝顔業者がずらりと並びます。
それぞれ自慢の朝顔が並んでいますので、
気に入った1鉢が見つかること間違いなしです!
できるだけ公共交通機関で!
アクセスは
- JR鶯谷駅南口徒歩3分
- 地下鉄入谷駅徒歩1分
駅にも案内がありますし、
朝顔まつりに向かう人の流れがしっかりあるので、
ついて行けば迷子にはならないかな?
管理人は最寄駅だと混んでるかと思い、
帰りを上野駅にしたら迷いました・・・。
車はできれば避けた方がいいです。
近辺は6・7日は17:00〜21:30、
8日は12:00〜21:30が歩行者天国で交通規制が入るので、
そばまで行かれません。
止めるとしたら上野駅の近辺ですが、
確実に空きがあるかはわからないので、
車じゃない方が安全だと思いますね。
入谷朝顔市に夕方からゆっくり行って露天を楽しもう♪
早朝から開催されている朝顔まつり。
『まつり』というからには露店はあるんでしょうか。
もちろんあります!
しかも100軒近い露店が所狭しと並んでいます。
ただ早朝からではなく、
正午ごろからぼちぼちと始まる感じですね。
出揃うのはまつり開始から10時間以上経った夕方くらい。
朝顔は終わりまで売っているので、
露店を目当てで会社帰りに夕方から行くのも全然ありです!
午前中の朝顔目当ての客の賑わいとは違う賑わいですが、
歩行者天国にもなっているので夕方以降もおすすめの時間帯です。
もちろん朝顔も売っていますよ♪
ただ花は閉じてしまっているので、
売り子の方に花の色など聞きましょう。
午前中の混雑と違い、
朝顔を買うお客様は落ち着いてきているので、
とっても丁寧に教えてくれます。
花より団子の方は、
どこでも見かける屋台メニューはもちろんのこと、
ラーメンバーガーや串もんじゃなんていう、
『The 下町』的なメニューもあって、
朝顔を買わなくても朝顔まつりが楽しめちゃいます♪
入谷鬼子母神の境内では、
朝顔の形をしたお守り『朝顔守り』が販売されています。
朝顔の造花付きで『健康祈願』です。
購入すると火打石を鳴らしてお清めをしてくれるのが、
なんだか普通のお守りを買うときと違う感じがして、
このお守りが目当てで毎年来る人もいるくらい!
ただちょっと並ぶので、
お守りは昼間が一番空いているかも。
まとめ
入谷の朝顔まつりはとにかく激混みですが、
見事に咲いた朝顔を見るとすっかり魅了されてしまいます。
早朝から行くか夕方から行くか、
それはあなた次第ですが、
丹精込めて育てられた朝顔が待っています。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
なんだか癖になりますよ!