敬老の日の意味や由来って?2017年はいつで何歳から祝うのか!?

敬老の日

「9月の祝日は?」

そう聞かれたら一番最初に浮かぶのは、
『敬老の日』ですよね。

敬老の日って物心ついた頃からあって、
当たり前のように感じていたけど、
改めてどんな日なのかって聞かれたら、
きちんとした答えが出なかったりしませんか?

 

敬老の日はいつどうしてできたのか。

知ってますか?

 

敬老の日の意味や由来、
どうしてこの日なのか、
何歳になったら敬老の日を祝っていいのか、
せっかくだから知ってみませんか?

敬老の日をしっかりご紹介しちゃいます!

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敬老の日の意味や由来

敬老の日ってなんでどんな意味があってできたんでしょうか。

敬老の日はよく知っていても、
その意味や由来って実は知らなかったりしますよね。

敬老の日の意味って?

敬老の日は、

長年にわたって社会に貢献して尽くしてきた老人を、
敬愛し、長寿を祝う日

なんです。

「今までお疲れ様でした」
「おじいちゃんおばあちゃんのおかげで今があります」

と感謝しようという日なわけですね。

 

労るというよりは感謝の日なので、
その気持ちを伝えることが、
敬老の日の一番の本質といえます。

敬老の日の由来は?

敬老の日の起源はいくつかあります。

その中でも有力と言われているのがこちらになります。

としよりの日

1947年(昭和22年)
兵庫県多可郡野間谷村ののちの兵庫県県議会議員となる、
門脇政夫村長と山本明助役が提唱した、
『としよりの日』が起源と言われています。

農閑期の暇な時期に、
老人を大切にして、
さらに年の功で村づくりをしようと、
9月15日を『としよりの日』としました。

 

これが徐々に兵庫県全体に広まっていき、
行われるようになっていきました。

 

1964年(昭和39年)に、

「『としより』の響きがちょっとなあ」

となって『老人の日』となって、
さらに野間谷村からのプッシュもあって、
国民の祝日として『敬老の日』が制定されたわけです。

 

聖徳太子説

聖徳太子が大阪の四天王寺を9月15日に建立して、

「病院や薬局や身寄りのない人のための施設と寺院をまとめてやってしまえ!」

ということを実施しました。

この『身寄りのない人のための施設』が、
現在の老人ホームの先駆けということで、
9月15日が敬老の日になったという説です。

 

他にも昔話の養老の滝が由来じゃないかとも言われています。

敬老の日2017年はいつなのか

敬老の日は毎年9月の第3月曜日。

なので毎年日付は変わってしまうので、
その年ごとに日にちは変わるんですよね。

2017年は9月18日が敬老の日で祝日になります。

以前は9月15日

実は2002年までは9月15日が敬老の日だったってこと、
知ってました?

第3月曜日なんていう不定日じゃなくて、
固定の日付だったんです。

 

でも2001年に『ハッピーマンデー』という制度ができて、
敬老の日もこの制度で変更になりました。

 

ハッピーマンデーとは、
月曜日に祝日があたるようにして、
日曜日と月曜日が必ず連休になるようにしようという制度。

動かせない日ももちろんあるけれど、
動かせそうな祝日は制度の対象になって、
月曜日を祝日にして休まない日本人を休ませようということですね。

 

この制度で『敬老の日』も固定の日付から、
9月の第3月曜日になったわけです。

9月15日はどうなったのか

敬老の日だった9月15日は、
今では『老人の日』になっています。

  • 9月15日
    老人福祉法の『老人の日』
  • 9月15〜21日
    老人福祉法の『老人週間』
  • 9月第3日曜日
    祝日法の『敬老の日』

知ってましたか?

 

老人の日や老人週間は、

国民に老人の福祉を広く関心と理解を持ってもらって、
老人は生活向上に努めるよう促す

ために設けられている啓発目的の日で、
敬老の日は、

老人を敬愛して長寿を祝う

お祝いの日ということで区別されています。

 

一緒じゃダメなんですね。

敬老の日って何歳からお祝いするの?

敬老の日

敬老の日だけではなく、
老人の日や老人週間の『老人』って、
一体誰を指しているんだと思いますか?

なんとなくお年寄りっぽい人?

実はきちんと年齢が決まっているんです。

 

老人福祉法では老人は『65歳以上』と決まっているんです。

さらに国連のWHO(世界保健機構)でも、
65歳以上の人を『高齢者』と定めているので、
老人に当たるのは65歳以上の方ということになります。

 

でも、65歳以上でも老人扱いされたくないという人もいますし、
65歳になっていなくても、
定年を迎えたら老人と思う人もいますよね。

だったらどうしたらいいんでしょう。

 

実は海外に敬老の日みたいな祝日があります。

『祖父母の日』という、
わかりやすい祝日!

これは孫が自分のおじいちゃんやおばあちゃんをお祝いする日なんです。

 

「これってわかりやすくていいな」

なんて思ってしまいますよね。

孫から祖父母へのお祝い。

これなら年齢は気にしないで済みますね。

まとめ

『敬老の日』には意外と驚きの経緯があったことを、
知っていただけたんじゃないでしょうか。

由来からとはちょっと、
現在は変わってしまっているかもしれませんが、
それでも根底にあるのは『感謝の気持ち』です。

 

年に1度くらい、
おじいちゃんやおばあちゃん、
65歳以上のお父さんやお母さんに、

「ありがとう」

の気持ちを伝えてみましょう。

 

心がほっこりしてきますよ。

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