2月の豆まきが終わってかなりの月日が経ちました。
季節も変わって、
太陽がちょっとにくいと感じる季節に、
コンビニで見かけた文字があります。
『恵方巻』
「え?もしかしてチラシとか余ってそのままに?」
あまりにも気になって、
ついついチラシを持って帰ってきたら、
なんと夏にも節分が!
そうなんです、
皆さんご存知ですか?
節分は年に4回あるんですよ!
節分は季節の節目なんです!
節分の元々のあり方は、
各季節の始まりの日の前日に、
『節分会』という行事が行われていました。
各季節なので、
立春・立夏・立秋・立冬と、
年4回あったわけですね。
つまり節分とは季節を分けるという意味があったんです。
春夏秋冬の節分の中で、
冬の節分だけが鬼を払うために豆まきをするのは、
冬の節分から立春の変わり目が鬼門(丑寅)となるため、
鬼に見立てた邪気や災厄が現れると言われていたから。
また、現在私たちが知っている節分は、
春の行事のように思っていますが、
実は『冬の節分』なんです。
この冬の節分なんですが、
元は暦月の大晦日に行われていた追儺と、
節月の大晦日である節分会が、
室町時代に合体して現在のような形になって、
江戸時代に庶民に広まって行ったものです。
なので、豆をまくのは冬の節分だけですが、
暦としては節分はちゃんと年4回あるんですよ。
ちゃんと意味のある日ですので、
明日から次の季節なんだと知らせてくれる日として、
覚えておいてもいいですよね。
恵方巻も年4回
節分に恵方巻きを食べるという習慣は、
関西を中心に始まって、
セブンイレブンが全国に広めました。
今では大手デパートや料亭なども、
冬の節分では工夫を凝らした恵方巻きを発売しています。
節分に恵方巻きを食べるということは、
もちろん年4回ある季節の節目である、
『節分』の日にも?
どうやら食べて欲しいんですよね、
業界は(笑)
さすがに2月の節分のように、
大々的に宣伝はしていませんが、
各社それなりに考えているようです。
恵方巻きのランナップもそこそこ揃えていますね。
今年は立秋が8月7日ですので、
節分は『8月6日』ということになります。
恵方巻きを買う買わないは別にして、
ちょっコンビニなどで見てみるのも面白いですよ。
セブンイレブンの『オムライス巻』は、
オムライス好きとしては普通に食べたいかも。
まとめ
夏の節分。
特に豆まきをするわけでもありませんが、
日本では昔から行われていた季節の行事です。
季節の始まりを告げる日の前日に当たる節分。
暑いこの季節に、
乗ってみるのも楽しいかもしれませんよ。