子どもの健やかな成長をお祝いする七五三。
両家のおじいちゃん・おばあちゃんも集まり、にぎやかに行うことも多いですよね。
主役の子供は着物姿で写真撮影やお参り、食事会など1日予定がいっぱい。
特に3歳・5歳のお祝いの時は子どもがつかれてしまいぐずることも少なくありません。
他にも、意外とハードルが高いのが草履です。
草履は普段履き慣れないだけでなく、足が痛くなってしまうので嫌がる子供が多いんです。
今回は、草履を嫌がる子供の対処方法についてご紹介します。
七五三のお祝いで草履を履くとき子どもは嫌がること多し
七五三といえば、子供の数少ない晴れ姿の機会ですよね。
洋装の子もいますが、やはり和装できれいに着飾ることが多いものです。
そして、和装といえば欠かせないのが草履。
ただ、最近では普段草履を履く機会はほとんどなく、嫌がる子が多いんです。
嫌がる理由には、
- 足や指が当たる部分が痛くなるから
- かかとが安定せず脱げやすいから
というものがほとんどのようです。
確かに草履を履いていると、親指と人差し指の間の部分や足の甲に当たる部分が、当たっていたくなりますよね。
そして、ただでさえ着慣れない着物を着ているので歩きにくく、ちょっと気を許すとスポッと抜けやすいのも問題です。
そんな時には、足に当たっていたくなってしまう部分に絆創膏や魚の目パッチをはったり、草履専用のかかと止めバンドもあるので、事前に用意して対応しましょう。
七五三の草履は痛いなら写真を撮るときだけでもOK
どんなに大人が事前に対応していても、どうしても草履を嫌がり履きたがらない子もいます。
そんな子に、無理やり草履を履かせてしまえばせっかくの晴れ姿も、子どもにとってはつらい思い出となってしまいますよね。
そんな時には、無理をして草履を履かせる必要はありません。
特に小さな子の場合、どうしても草履を嫌がる場合には、代わりに靴を履かせてもいいんです。
あちこちに移動するときに着物に靴では見た目が合わないのは仕方ありません。
ただ、写真撮影の時だけは、思い出に残るので草履に履き替えさせてあげましょう。
大人は子どもが草履を嫌がった時のために、事前に靴を用意していくといいですよ。
まとめ
子どもにとって、草履を履くのはとても大変で、しかもつらいものです。
その為、七五三の時に動じても草履を嫌がってしまう時には、無理をして履かせずに、写真撮影の時だけにしておきましょう。
他にも、かかと止めや足に当たる部分を対処するだけでも随分と違ってきます。
せっかくの楽しい七五三ですから、草履だけで嫌な思い出にするのは残念ですよね。
笑顔の思い出にするためにも、ぜひ子供が一番動きやすい方法を選んであげましょう。